ライプツィヒ・メッセ
ライプツィヒの名を聞いて、すぐ見本市(メッセ)を連想する方もいらっしゃるでしょう。今日ではライプツィヒ書籍見本市・自動車見本市・そして馬術見本市が最もよく知られていますが、それらが創設される以前から、ライプツィヒのメッセは何世紀にも及ぶ長い歴史を歩んできました。この街は1165年に都市権と同時に市場権を獲得し、中世後期の1497年には神聖ローマ皇帝より定期通商市(いち)の開設権を与えられます。商都として様々な国や地域との長い現物売買(現物市)の時代を経て、1895年にはそれに代わる見本取引(見本市)が当地で考案されたことにより、ライプツィヒは世界初の見本市都市としてその名声を不動のものとします。通商市・博覧会の総称である「メッセ」という言葉は、これによって現在使われる「見本市」という意味として使われるようになりました。中心街に建ち並ぶ壮麗な見本市館やパッサージュ街、そして現在に息づく国際都市の気風は、この街の世界的な興隆の歴史を証明するものです。