歴史的建造物 157メートルの塔を持つケルン大聖堂 Kölner Dom はユネスコ世界文化遺産のひとつで、最盛期のゴシック様式を体現している。これは史上作られたゴシック大聖堂の中では最高の高さだ。また三人の聖王の祭壇(1200年頃)に納められた貴重な聖遺物の棺は、西洋に見られる同様の黄金棺をすべて凌駕していると言えよう。
7月にヨーロッパ中のゲイとレズが集まって、120台の山車と70万人の観光客との行列で羽目をはずして祝うのが「クリストファー・ストリート・デイ Christopher Street Day」。ケルンでは、寛容さが古くからの伝統なのだ。この日はゲイとレズのカーニバル。華麗な衣装に身を包んで、ファンタジーを存分に味わう日だ。
ポプコム Popkomm はかなり騒々しい。これはポップミュージックとエンターテイメントの見本市というだけじゃなくて,これが開催される8月はケルン中が舞台になってしまうといっても過言ではない。ケルン市内外の40以上のクラブで行われる500回を優に越えるアクトでは、ポップ音楽界のState of the Art がプレゼンテーションされるのだ。しかも街の中心部のリング・フェスティバルでは、11もあるステージで300以上のバンドとアーティストが200万人の観客を楽しませてくれる。
ケルン中央駅の「アルテ・ヴァルテザール Alte Wartesaal(古い待合室)」は他に例を見ない独特なレストランで、隣は夜通し踊れる伝説的な評判のディスコ。ロックからクラシックまでのコンサート、古美術市、モード専門店、礼装の催し、記者会見など、この歴史的なホールは最高気分だ。
ケルンが「サタデーナイト・フィーバー Saturday Night Fever なのは、土曜日だけじゃない。ライン河畔の青屋根テントのミュージカル・ドームでは、一週間に八回もビージーズのヒットのライブ演奏とともに目の回るようなショーが舞台にかかる。46人のアクターが舞台に旋風を巻き起こし、観客の頭上に「浮いた」オーケストラはもちろんライブ演奏だ。